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公開日:2026/02/17
更新日:2026/02/17
目次● 葬儀の弔辞を依頼された方
● 喪主として弔辞を依頼したい方
● 弔辞のマナーを知りたい方
「弔辞(ちょうじ)」とは、葬儀の場で、故人への追悼の気持ちを言葉にして伝えるものです。生前の故人エピソードなどにふれながら、感謝や哀悼の思いを静かに述べます。弔辞は、故人のための言葉であると同時に、ご遺族や参列者に向けた言葉でもあります。生前の姿や人柄が語られることで、参列者が故人を偲び、気持ちを共有する時間が生まれることもあります。
弔辞と似た言葉として、「弔電(ちょうでん)」があります。弔電は、葬儀に参列できない場合などに、電報という形でお悔やみの気持ちを伝えるものです。弔辞が葬儀の場で読み上げられる言葉であるのに対し、弔電はその場に立ち会うことができない場合に用いられるものであり、用途や役割が異なります。
弔辞を依頼するかどうかは、葬儀の形式や規模などによって判断します。依頼する相手に決まりはありませんが、親族や親しかった友人、仕事関係の方など、故人と深い関わりのあった方にお願いするケースが多いようです。思い出に残るエピソードや故人に対する深い哀悼の気持ちが込められた弔辞は、ご遺族や参列者にとって印象に残るものとなるでしょう。
弔辞をお願いする場合、弔辞をお願いされた方にも準備の時間が必要です。葬儀の日程が決まり次第できるだけ早めに声をかけましょう。できれば、訃報を電話で伝える際に、同時に弔辞を依頼するのが望ましいでしょう。相手の負担にならないよう、「ご無理であればお断りいただいて構いません」と一言添えるなど、気持ちの面での配慮も大切になります。
弔辞をお願いする人数に明確な決まりはありません。一般的には、1〜3人程度で、複数名に依頼する場合は、葬儀全体の流れや所要時間とのバランスも考慮すると安心です。無理に人数をそろえる必要はなく、「この方にお願いしたい」と思える相手がいれば、その気持ちを大切にするとよいでしょう。
弔辞を引き受けてくれた方には、葬儀後にお礼の気持ちを忘れずに伝えましょう。葬儀の2〜3日後に菓子折りなどをお渡しすることが一般的とされています。直接お渡しできると理想的ですが、難しい場合は、葬儀直後にお渡ししたり、後日郵送したり、といった方法でも失礼にはあたりません。時間がない中で、弔辞を準備してくれたことへの感謝の気持ちを丁寧に伝えることが大切です。
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反対にご遺族側から弔辞をお願いされた場合、まだ気持ちが落ち着かない中で判断をしなければならないこともあり、「自分に務まるだろうか」「何を話せばいいのかわからない」と不安に感じることもあるでしょう。あらかじめ基本的なマナーや注意点を知っておくと安心につながります。
弔辞は、故人と深い関わりのあった方が、参列者を代表して思いを伝える大切な役割を担うものです。そのため、依頼されたときは、特別な事情がない限り、引き受けるのがマナーとされています。
ただし、体調や精神的な負担が大きい場合、どうしても都合がつかない場合などは、無理をする必要はありません。そのような事情があるときは、正直に伝えたうえで丁寧にお断りしましょう。
葬儀で弔辞を読む場合、服装は基本的に他の参列者と同じで構いません。喪服や礼服など、葬儀の形式に合った装いを心がけましょう。弔辞を読むからといって特別に目立つ必要はなく、故人やご遺族に対する敬意が伝わる、落ち着いた身だしなみを意識することが大切です。
葬儀での弔辞を依頼されると、当日の動きや作法について気になる方も多いのではないでしょうか。この章では、弔辞を読む場面の流れと、基本的な作法について解説します。
弔辞は、葬儀の進行において、決められたタイミングで読み上げられます。一般的には、告別式の中盤、僧侶による読経の後や焼香の前後に読まれることが多いようです。当日は、司会者やスタッフの案内にしたがって行動すれば問題ありません。具体的には、宗教・宗派、地域、式の形式などによっても異なるため、事前に把握したい場合は喪主や葬儀社に確認すると良いでしょう。
弔辞の奉読は、以下のような流れで行います。過度に形式にとらわれる必要はありませんが、当日の不安を軽減するためにも、あらかじめ流れを理解しておくと安心です。
1.名前を呼ばれたら立ち上がり、遺族に一礼する。
2.静かに祭壇前へ進み、故人に向かって一礼する。
3.原稿は両手で持ち、ゆっくりと、聞き取りやすい声で読み上げる。
4. 読み終えたら原稿を元のように包み、表書きを霊前に向けて壇上に置く。
5.故人と遺族にそれぞれ一礼し、静かに席へ戻る。
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弔辞は、上手に書くことよりも、故人を思う気持ちを伝えることが大切です。とはいえ、初めて依頼されたときは、「何から書けばいいのか」「どのくらいの長さがよいのか」など、わからないことが多いもの。ここでは、弔辞の書き方についての基本的なポイントを整理します。
弔辞は、「奉書紙(ほうしょがみ)」という用紙に書くのが正式なマナーとされています。奉書紙は、古くから式辞や公的な文書にも用いられてきた和紙で、しっかりとした厚みと上品な風合いが特徴です。また、「巻紙(まきがみ)」と呼ばれる横に長い紙を使う方法もあります。少しずつ開きながら読み進められるため、式の場で扱いやすいとされています。奉書紙や巻紙が準備できない場合は、便箋に弔辞を書いても問題ありません。その場合は、白無地で落ち着いたデザインのものを選びましょう。巻紙や便箋を用いた場合は、そのまま持ち歩くのではなく、必ず包紙や白無地の封筒に入れて持参します。
弔辞は、薄墨の毛筆または筆ペンで書くことが基本です。社葬などの厳格な場では正式なマナーに沿ったほうが安心ですが、それほど形式にとらわれない葬儀の場合は万年筆などを使用してもかまいません。最近ではパソコンで作成する方も増えてきました。読み上げるときに内容がきちんと伝わり、心を込めて書いたものであれば問題ないでしょう。ただし、弔辞は葬儀後にご遺族の手に渡るものです。失礼がないよう丁寧に作成し、ご遺族に再度読まれる可能性を考慮して文章もできるだけ整えておきます。
弔辞の長さは、3〜5分程度が適当です。当日は、読んでいるうちに気持ちがこみ上げて、言葉に詰まってしまうことも想定されます。原稿が完成したら、ゆっくりと声に出して読み、時間を計測してみましょう。
弔辞の内容に厳密な決まりはありませんが、あらかじめ流れを意識しておくと、文章を整理しやすくなります。以下に、一般的な弔辞の構成をまとめましたので参考にされてください。
自身の名前と関係性(友人など)を紹介し、故人への哀悼の意を表します。
生前、どのような交流があったのかをわかりやすく紹介します。
印象に残っているエピソードを一つ挙げると、故人らしさが伝わりやすくなります。
故人を失った悲しみや、惜別の思いを述べます。
故人への別れの言葉と、ご遺族へのお悔やみの気持ちを伝えて締めくくります。
弔辞の内容は、故人との関係性によって変わります。親族として読む場合は参列者へのお礼の言葉を添えることもありますし、友人や知人、仕事関係の立場であれば、故人との関係性や印象的なエピソードを紹介することが一般的です。誰に向けて、どの立場で読む弔辞なのかを意識して作成しましょう。
ここでは、弔辞の例文を故人との関係性ごとにご紹介します。以下の例文は、構成や言葉選びの参考とするものであり、そのまま使うと、どうしても形式的な印象を与えやすくなります。あくまで一例として捉え、故人の名前や具体的なエピソードを交えながら、自分の言葉に置き換えるための参考としてご活用ください。
○○(故人の名前)の従兄弟として、本日弔辞を述べさせていただきます。
○○とは、幼いころから共に過ごしてきました。
夏休みに祖父母の家で集まり、夜遅くまで語り合ったことが、昨日のことのように思い出されます。
大人になってからも、仕事の悩みを相談すると、いつも真剣に耳を傾け、背中を押してくれる存在でした。その誠実さと温かさは、これからも私たちの心の中に生き続けると思います。
突然のお別れとなりましたが、○○と過ごした時間は私の宝物です。
心よりご冥福をお祈りいたします。
○○(故人の名前)に謹んでお別れの言葉を申し上げます。
突然の訃報に驚き、悲しみの気持ちでいっぱいです。
私が○○と出会ったのは、大学一年生の春でした。
初対面にもかかわらず、自然に声をかけてくれたことを、今でも覚えています。
つらいときも、うれしいときも、いつも隣にいてくれました。
何気ない日常の中で交わした会話の一つひとつが、今となってはかけがえのない思い出です。
これからも、○○との日々を胸に刻みながら、大切に生きていきたいと思います。
○○のご冥福を心よりお祈りいたします。これまで、本当にありがとう。
○○(故人の名前)さんのご霊前に謹んでお別れの言葉を捧げます。
○○さんとは、同じ部署で五年間共に仕事をさせていただきました。
常に周囲を気遣い、後輩にも分け隔てなく接してくださった姿が印象に残っています。私が大きな案件を任された際、「大丈夫、君ならできる」と笑顔で励ましてくださったことは今でも忘れられません。
その背中から学んだことを、これからの仕事に生かしていきたいと思います。これまで本当にありがとうございました。
○○さん、どうぞ安らかにお眠りください。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
○○(故人の名前)先生のご逝去を悼み、生前のお教えに対し、改めて御礼申し上げます。
○○先生には、高校三年間お世話になりました。
進路に迷っていたとき、放課後に何度も相談に乗ってくださったことが忘れられません。
先生の「自分の選んだ道を信じなさい」という言葉は、今も私の支えです。
その教えがあったからこそ、今日の私があります。
そのご恩に報いることができないままのお別れとなり残念でなりませんが、先生の教えを胸に、これからも歩んでまいります。
○○先生、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
弔辞では、忌み言葉など避けるべき表現があります。忌み言葉とは、不幸や不吉なことを連想させる言葉のことで、「重ね言葉」や不幸が続くことを連想させる表現などが含まれます。また、葬儀の宗教・宗派に合った言葉を用いることも重要なポイントです。普段、あまり意識せずに使っている表現であっても、葬儀の場では不適切と受け取られることがあるため、弔辞では用いないよう注意しましょう。
「重ね重ね」「たびたび」「ますます」など、同じ意味を繰り返す表現のこと。不幸が重なることを連想させてしまうため忌み言葉とされています。弔辞では避けるようにしましょう。
「続く」「繰り返す」「再び」といった表現も、不幸の繰り返しをイメージさせるため、弔辞では別の言い回しに置き換えます。
「死亡」「死ぬ」「生きているとき」など、生死をあらわす直接的な言葉を使用することは避けましょう。「ご逝去」「お亡くなりになる」「お元気な頃」など、やわらかい表現に言い換えることがマナーです。
宗教や宗派によって使えない言葉がある点にも注意が必要です。仏教では一般的な言葉でも、神道やキリスト教の葬儀では不適切とされる場合があります。たとえば、「成仏」「供養」「冥福」「往生」などの仏教用語は、キリスト教の葬儀では用いません。また、仏教の中でも宗派によって避けるべき言葉があるので、弔辞を読む際は事前に確認しておくと安心です。
ここでは、弔辞に関してよくある質問をまとめました。弔辞を依頼する際、依頼された際に、ぜひお役立てください。
弔辞は原稿を見ながら読んでも問題ありません。実際、多くの方が原稿を手にして読み上げています。緊張や感情の高まりで言葉に詰まることもあるため、無理に覚えようとせず、落ち着いて読める形を優先すると安心です。ただし、単に文字を目で追って読み上げる方法では、抑揚がなく、弔辞に込められた思いや哀悼の気持ちが伝わりにくくなってしまうことがあります。事前に何度か声に出して読み、暗記とはいかないまでも、流れをある程度把握しておくことをおすすめします。
弔辞は故人を偲ぶ気持ちを伝えるものであり、読み上げている途中で感情がこみ上げて声が詰まることは自然なことといえます。途中で間があいても問題はなく、深呼吸をして、心を落ち着かせてから続きを読めば大丈夫です。周囲も状況を理解していますので、慌てる必要はありません。万が一、どうしても自分で続きを読むことが難しい場合は、司会者や同じグループの方に代読をお願いする方法もあります。しかし、故人に送る最後の言葉として、できるだけ自分で読み上げることが望ましいといえます。
弔辞を読むかどうかは、ご遺族の意向によって判断されます。家族葬においても同様で、必ずしも弔辞を読まなければならないということはありません。もともと家族葬は、親族と知人のみの小規模で執り行われることが多く、弔辞を省略するケースも少なくありません。形式にとらわれず、故人やご遺族の希望に沿って最後のお見送りができる点も、家族葬のメリットといえます。
・弔辞は葬儀の場で読み上げる言葉であり、弔電とは役割が異なる
・弔電は、参列できない場合に電報で哀悼の意を伝える方法
・親族や親しかった友人、仕事関係など、故人と縁の深い人に依頼するのが一般的
・弔辞を読んでくれた方には、後日あらためてお礼を伝える
・弔辞は、参列者を代表して故人を偲ぶ大切な役割を担うもの
・体調に不安がある場合などは、無理をせず丁寧に断っても失礼にはあたらない
・当日は、スタッフの案内に沿って行動する。原稿を見ながら読んでも問題ない
・言葉に詰まっても焦る必要はなく、気持ちを落ち着かせてから再開すればよい
・弔辞の長さは3〜5分程度が適当。事前にゆっくりと声に出して読み、時間を計測してみる
・奉書紙に薄墨で書くのが基本。便箋に万年筆などの形式でも失礼にはあたらない
・忌み言葉を避ける他、宗教・宗派によっても使えない言葉がある点に注意が必要
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