テーマ:葬儀の準備

自由葬とは?無宗教葬儀との違い、種類や費用、故人らしいお別れを実現する方法

公開日:2026/11/02

更新日:2026/11/02

自由葬とは?無宗教葬儀との違い、種類や費用、故人らしいお別れを実現する方法

葬儀アイコン目次

葬儀の形式にとらわれず、故人らしいお別れを形にできる「自由葬」。無宗教葬儀とほぼ同じ意味で使われることがありますが、希望に応じて宗教的な要素を取り入れることもできます。音楽や写真、趣味の品を取り入れるなど、故人や遺族の希望に合わせた演出が可能です。

一方で、内容をイチから決める必要があり、費用の確認や親族への説明、菩提寺・納骨先への相談も欠かせません。

そこでこの記事では、自由葬の種類や演出例、費用、準備の注意点を解説します。

こんな方にオススメ!

● 自由葬について知りたい人
● 自由葬と無宗教葬の違いを知りたい人
● 自由葬の形式や演出について知りたい人
● 自由葬の費用について知りたい人
● 自由葬を行う前に確認すべきことを知りたい人

1. 自由葬とは?無宗教葬儀との違い

自由葬は、故人や遺族の希望に合わせて内容を組み立てる葬儀です。まずは、無宗教葬儀との関係や、どのようなお別れの形があるのかを見ていきましょう。

自由葬の特徴

自由葬とは、従来の宗教儀礼や決まった式次第にとらわれず、故人や遺族の希望に合わせて内容を組み立てる葬儀です。読経や焼香を行わず、黙とうや献花を中心にする場合もあれば、希望に応じて宗教的な要素を一部取り入れることもあります。

「自由葬」と「無宗教葬儀」は、ほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。ただし、無宗教葬儀が宗教儀礼を行わないことを指すのに対し、自由葬は形式にとらわれず、故人らしいお別れを形にすることに重きを置いた呼び方です。葬儀社に相談する際は、名称だけでなく、希望する内容を具体的に伝えるとよいでしょう。

無宗教葬儀の基本的な内容やメリット・デメリット、親族や菩提寺との関係については、以下の記事で詳しく解説しています。

自由葬にはどのような種類がある?

自由葬には、決められた種類や式次第があるわけではありません。故人の人柄や希望に合わせて、たとえば次のような演出を取り入れられます。

自由葬の演出内容
音楽葬 故人が好きだった曲を流したり、生演奏を取り入れたりする
写真や映像を使ったお別れ 思い出の写真や動画を上映し、故人の人生を振り返る
趣味や人柄を伝える演出 愛用品や趣味の作品を展示し、故人らしさを表現する
思い出を語り合うお別れの会 参列者が故人との思い出を話したり、メッセージを紹介したりする

自由葬では、上記の演出を複数組み合わせることもできます。次章では、代表的な形式や演出例を詳しく紹介します。

2. 自由葬の代表的な形式と演出例

自由葬では、音楽や写真、会話などを通じて故人を偲ぶ時間をつくれます。ここでは、代表的な形式や演出例と、取り入れる際に確認したい点を紹介します。

音楽葬|故人の好きだった曲でお別れする

音楽葬は、故人が好きだった曲や思い出の音楽を取り入れ、参列者とともに故人を偲ぶ形式です。会場でBGMとして音楽を流すほか、ピアノや弦楽器などの生演奏を取り入れる方法もあります。曲を聴きながら黙とうしたり、献花や最後のお別れの時間を過ごしたりする演出も考えられます。

音源を再生する方法と演奏家による生演奏では、必要な設備や準備が異なります。希望する曲を決めたら、音響設備や演奏者の手配に加え、楽曲や音源の利用条件を葬儀社・式場に確認しましょう。

ただし、楽曲には著作権があり、市販のCDなどの音源には著作隣接権も関係します。会場で音源を流す場合と、音源をコピー・編集して映像に収録する場合とでは、必要な手続きが異なることがあります。利用方法や会場の契約状況によっても扱いが変わるため、「好きな曲をそのまま流せる」と決めつけず、早めに葬儀社に相談することが大切です。

写真や映像で故人の人生を振り返る

思い出の写真をスライドショーにしたり、動画やナレーションで故人の生い立ちや人柄を紹介したりする演出もあります。家族との時間、仕事、趣味など、テーマを決めて写真を選ぶと、故人の歩みや人柄が伝わりやすくなります。

映像にBGMを付ける場合は、会場で音楽を流すときとは別の確認や手続きが必要になることがあります。複数の曲を組み合わせたり、映像に音楽を収録したりする場合も、事前に葬儀社へ相談しましょう。映像を制作する場合は、上映時間や再生機器についても確認しておくと安心です。

参列者が思い出を語り合うお別れの会

参列者が故人との思い出を語ったり、家族や友人からのメッセージを紹介したりする時間を設ける方法です。故人の愛用品や趣味の作品を展示すれば、思い出を共有するきっかけにもなります。

会話や会食を取り入れ、参列者同士が故人を偲ぶ形式にすることもできます。どのような雰囲気にしたいかを決めたうえで、進行や会場の使い方を葬儀社と相談しましょう。

花や趣味を取り入れた自由な演出

故人が好きだった花や色を祭壇や会場の装飾に取り入れると、故人らしい雰囲気を表現できます。また、趣味にまつわる品や作品を展示し、生前の姿を思い返せる空間をつくる方法もあります。

装飾や展示品を持ち込む場合は、設置できる場所や大きさ、持ち込みの可否を葬儀社・式場に確認しましょう。希望する内容を早めに伝えておくと、準備や当日の進行について相談しやすくなります。

3. 自由葬・音楽葬の費用は?

自由葬や音楽葬の費用は、葬儀の規模や会場、取り入れる演出によって変動します。費用相場を一概に示すのは難しいため、具体的な金額は葬儀社に見積もりを依頼して確認することが大切です。

ここでは、見積もりを確認する際に知っておきたい、費用に影響する項目を見ていきましょう。

自由葬・音楽葬にかかる基本費用

自由葬や音楽葬でも、葬儀を行うための基本的な費用がかかります。

主な項目は、棺や祭壇、花装飾、故人の搬送・安置、葬儀を進行するスタッフの人件費などです。葬儀会場の使用料や火葬場に支払う火葬料も、必要な費用として見込んでおきましょう。

また、読経などの宗教的な儀式を取り入れて宗教者を招く場合は、お布施などの謝礼が発生します。自由葬だからといって、宗教者への費用が必ずかからないわけではありません。

葬儀社のプランによって、基本料金に含まれる項目は異なります。会場使用料や火葬料が別途必要な場合もあるため、見積もりでは何が含まれているかを確認しましょう。

演出を加える場合の追加費用

基本プランにない演出を希望する場合は、別途費用がかかることがあります。

たとえば、生演奏を依頼する場合は演奏者の手配費や、必要に応じて音響機材・オペレーターの費用が発生します。映像を制作する場合は制作費や上映機材の費用、基本プランより花を増やしたり、展示スペースを設けたりする場合は装飾・設営費などがかかるのが一般的です。会食を行う場合も、内容や参列者数に応じて費用が変わります。

宗教者への謝礼が発生しない場合でも、棺や会場、搬送・安置、火葬などの費用は必要です。さらに演出を加えると、一般的な葬儀と同程度、またはそれ以上の費用になることもあります。希望する内容を葬儀社に伝え、基本費用と追加費用を分けた見積もりを確認しましょう。

4. 自由葬を行う前に確認しておきたい注意点

自由葬は内容を柔軟に決められる一方、親族との話し合いや納骨先への確認、当日の準備も必要です。希望するお別れを実現するために、事前に確認しておきたい点を紹介します。

親族や参列者の理解を得ておく

従来の宗教儀礼を大切にする親族や、自由葬に馴染みのない参列者は、式の形式や流れに戸惑うことがあります。まずは故人の希望と遺族・親族の考えを整理し、自由葬を選ぶ理由や当日の内容を家族間で共有しましょう。必要に応じて、読経や焼香など宗教的な要素を一部取り入れる方法も検討できます。

参列者には、案内状などで自由葬であることや当日の流れを伝え、献花などお願いしたいことも説明しておくと安心です。

菩提寺や納骨先への確認を忘れない

菩提寺がある場合は、自由葬を検討していることを事前に伝え、葬儀の形式や納骨後の供養について相談しましょう。寺院によって考え方や対応は異なり、葬儀の形式によっては、菩提寺のお墓への納骨や、その後の供養に影響することがあります。

無宗教で葬儀を行うことと、納骨先が受け入れにあたって求める条件は別の問題です。菩提寺以外の墓地や納骨堂などを考えている場合も、利用条件を事前に確認しておきましょう。

希望する演出に必要な準備を確認する

音楽や映像、展示品、献花など、希望する演出を書き出し、優先順位をつけておきましょう。希望をすべて盛り込むのではなく、故人らしさを表すために大切にしたい内容を決めておくと、準備を進めやすくなります。

そのうえで、会場の音響・映像設備、展示品の持ち込みや設置の可否、準備に必要な期間、追加費用、当日の進行や担当者を葬儀社・式場に確認します。希望する内容によって必要な手配や準備期間が異なるため、早めに相談することが大切です。

5. 自由葬をイチから考えるのが難しい場合は?プランをもとに検討する方法

自由葬は、希望に合わせて内容を組み立てられる一方、式の進行や演出を具体的に決める必要があります。

イチから考えるのが難しい場合は、あらかじめ内容が整理された葬儀プランをもとに、希望を加えていく方法もあります。

自由度が高いからこそ、事前に理解しておきたいこと

自由葬では、音楽や映像、花の装飾、思い出の品の展示など、故人らしさを表す演出を取り入れられます。その一方で、式の進行や演出の内容、必要な機材や担当者の手配などを具体的に決めなければなりません。希望によっては、準備にかかる期間や追加費用の確認も必要です。

葬儀は、ご逝去後に日程や会場を決めながら準備を進める場合もあります。限られた時間のなかで希望を1つずつ形にするのが難しいと感じたら、プランを土台に内容を検討する方法も考えてみましょう。

希望に合ったプランを選ぶという方法もある

自由葬の内容をすべてイチから決めるのではなく、基本となるプランを選択したうえで、希望する演出を加える方法もあります。あらかじめ必要な内容が整理されているので、準備の全体像や、希望に応じて検討する項目を把握しやすくなるでしょう。

おおのや離宮で行う『離宮葬』

メモリアルアートの大野屋では、家族葬をベースにした「離宮葬」をご提供しています。基本プランは48万円(税抜)のシンプルプライスになっており、メモリアル演出のご提案もいたします。

離宮葬を執り行う「おおのや離宮」には、3つの独立したお見送り棟があります。1日1組の貸し切りで利用できるため、周囲を気にせず、ゆっくりと故人をお見送りいただけます。

おおのや離宮 葬儀プランと費用はこちら

6. 自由葬・音楽葬に関するよくある質問

ここでは自由葬・音楽葬に関する、よくある疑問にお答えします。

Q. 自由葬と無宗教葬儀は同じものですか?

A. 自由葬と無宗教葬儀は、ほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。ただし、無宗教葬儀は宗教儀礼を行わないことを指すのに対し、自由葬は決まった形式にとらわれず、故人や遺族の希望に合わせて内容を組み立てることに重きを置いた呼び方です。
そのため、自由葬では希望に応じて、宗教的な要素を一部取り入れることもできます。

Q. 音楽葬では故人が好きだった曲を自由に流せますか?

A. 故人が好きだった曲を選ぶことはできますが、希望する曲をどのような方法でも自由に使えるとは限りません。音源の利用条件や会場の設備・ルールを確認し、映像に曲を収録する場合などは扱いが異なることもあるため、葬儀社や式場に早めに相談しましょう。

Q. 自由葬でも献花や焼香はできますか?

A. 希望に応じて献花を取り入れることも、焼香などの宗教的な儀礼を組み合わせることも可能です。式の内容は故人や遺族の希望に合わせて検討できるため、どのような形でお別れしたいかを葬儀社に相談しましょう。

Q. 自由葬は家族葬でも行えますか?

A. 家族だけの少人数で行うこともできます。参列者の人数や希望する演出に合わせて、利用する会場や式の内容を葬儀社と相談して決めましょう。

7. まとめ|自由葬で故人らしいお別れを形にするために

自由葬は、決まった宗教儀礼や式次第にとらわれず、故人や遺族の希望に合わせて内容を組み立てる葬儀です。音楽や映像、思い出の品の展示など、演出を組み合わせて故人らしいお別れを形にできます。

一方で、演出内容や費用の確認、親族への説明、菩提寺や納骨先への相談も必要です。内容を一から考えるのが難しい場合は、基本となる葬儀プランをもとに検討する方法もあります。

メモリアルアートの大野屋では、家族葬をベースに、ご遺族の希望を伺いながらお別れの時間を提案する「離宮葬」をご用意しています。葬儀の形式や費用について相談したい方は、事前相談をご利用ください。

おおのや離宮 公式サイトはこちら

葬儀の事前相談はこちら

また、メモリアルアートの大野屋では、参列者の範囲や葬儀の規模などについて、専門スタッフが丁寧にご案内する事前相談を承っています。準備に不安がある方は、お気軽にご相談ください。

事前相談は、ご来店・お電話・オンライン・ご自宅など指定の場所で承っています。訪問相談は一都三県が対象です。ご都合に合った相談方法を選び、以下のフォームからご予約ください。

相談予約フォームはこちら

メモリアルアートの大野屋 コラム編集チーム

監修

メモリアルアートの大野屋
コラム編集チーム

「メモリアルアートの大野屋 コラム編集チーム」は、 葬儀・家族葬・一日葬・終活に関する実務経験と相談対応実績をもとに、本記事の内容監修を行っています。

  • 監修領域:葬儀/家族葬/一日葬/法要/終活/供養
  • 運営:株式会社メモリアルアートの大野屋

この記事をシェアする topicイメージ topicイメージ topicイメージ

ページトップ

通話無料 0120-02-8888 24時間365日対応(関東のみ)お葬式のご相談・お問い合せ

お葬式のお見積り(無料)

かんたん資料請求(無料)

ページトップ

お電話

資料請求