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公開日:2026/01/28
更新日:2026/01/28
目次葬儀を執り行うにあたり「お布施はいくら包めばよいのか」「封筒の選び方や書き方に決まりはあるのか」「いつ、どのように渡せば失礼にならないのか」と悩まれる方は少なくありません。お布施は僧侶への感謝の気持ちを表すものであり、明確な決まりがないからこそ、不安を感じやすいものです。
そこで本記事では、葬儀や家族葬を行う際に知っておきたいお布施の基本的な考え方から、金額の目安、封筒の包み方・表書き、正しい渡し方やタイミングまでを、喪主の立場に寄り添いながらわかりやすく解説します。
事前にお布施について理解しておくことで、落ち着いて準備を進められるよう、ぜひ参考にしてください。
● お布施の基本を知りたい人
● お布施の金額相場を知りたい人
● お布施のマナー・注意点を知りたい人
● お布施を入れる封筒や包み方を知りたい人
● お布施の渡し方やタイミングを知りたい人
お布施とは、葬儀や法要の際に、僧侶へ感謝の気持ちとしてお渡しするお金のことを指します。
その考え方は、仏教における「布施行(ふせぎょう)」に由来します。布施行とは、見返りを求めず、他者に施しを行う修行の一つであり、仏教の基本的な教えとして古くから大切にされてきました。葬儀や法要におけるお布施も、この布施行の精神を受け継いだものといえるでしょう。
お布施は、読経や戒名の授与など、葬儀や法要において僧侶が行う宗教的な儀式に対し、感謝の気持ちを表すために納めるものです。
また、お布施には、寺院を支え、供養を継続していくための役割もあります。寺院の維持や仏事の継続は、僧侶個人だけでなく、地域や檀家との関係の中で成り立っています。お布施は、そうした活動を支える一助となり、結果として故人や先祖の供養が今後も続いていくことにつながります。
このような背景から、お布施には明確な金額の決まりがありません。僧侶や寺院に対する「お礼の気持ちを捧げる」という考え方が基本にあるため、金額は地域や宗派、寺院との関係性によって異なります。そのため、一般的には「支払う」ではなく、「包む」「納める」といった表現が用いられます。
神道の葬儀の場合、仏式でいう「お布施」にあたるものは「祭祀料(さいしりょう)」と呼ばれます。祭祀料は、神職が執り行う葬儀や祭祀に対して、感謝の気持ちとして納めるもので、位置づけとしては仏教のお布施と同様です。
一方、神道の葬儀では「玉串料(たまぐしりょう)」という言葉が使われることもあります。玉串料は、参列者が神前に捧げるもので、仏式における香典に近い意味合いを持ちます。
葬儀では「お布施」以外にも、場合によっては別途用意する金銭があります。代表的なものが「御車料」と「御膳料」です。
お車代とは、僧侶が葬儀や法要のために寺院や自宅から会場まで移動する際の交通費としてお渡しするお金のことで、御車料(おくるまりょう)とも呼ばれます。
お車代は、僧侶が自家用車や公共交通機関を利用して来られる場合に用意するのが一般的です。
一方で、葬儀社が送迎を手配している場合や、寺院が会場に併設されている場合など、移動に伴う負担が生じないケースでは、お車代を用意しないこともあります。
お車代が必要かどうかは状況によって異なるため、判断に迷う場合は、事前に葬儀社や寺院へ確認しておくと安心です。
御車料は、お布施とは別の封筒に包み「お車代」や「御車料」と表書きをしてお渡しします。金額の目安はありますが、地域や状況によって異なるため、無理のない範囲で準備しましょう。
御膳料(ごぜんりょう)とは、葬儀や法要後の会食(精進落としなど)に僧侶が参加しない場合に、食事の代わりとしてお渡しするお金です。
本来、会食に招く予定であったものの、僧侶が辞退された場合などに用意するのが一般的で、必ずしもすべての葬儀で必要になるものではありません。
会食自体を設けない場合や、僧侶が最初から参加されない予定の場合は、御膳料を用意するかどうかを含めて、事前に確認しておくとよいでしょう。
御膳料も、お布施とは別に封筒を用意し「御膳料」と表書きをしてお渡しします。お布施や御車料と同様に、感謝の気持ちを形にしたものと考えると理解しやすいでしょう。
お布施の金額には、明確な決まりはありません。お布施は僧侶や寺院に対する感謝の気持ちを表すものであり、本来は金額を一律に定める性質のものではないためです。
また、お布施の金額は、次のような要素によって前後します。
● 地域性
● 戒名のランク
● 葬儀形式 など
とはいえ、「どのくらい包めばよいのか分からない」と悩まれる方が多いのも事実です。そこでここでは、一般的に紹介されるお布施の目安を整理してご紹介します。
お布施の金額は、地域によって慣習や寺院との関係性が異なるため、差が出やすい傾向があります。一般的な目安は、以下のとおりです。
| 地域 | 葬儀のお布施の目安 |
|---|---|
| 首都圏・都市部 | 30万円~50万円 |
| 地方都市 | 20万円~40万円 |
| 地方・郊外 | 15万円~30万円 |
※都市部ほど高めになる傾向がありますが、あくまで一例です。
戒名を付けてもらうためのお布施の金額は、戒名の位号によって異なるのが一般的です。位号のランクが高くなるほど、お布施の金額も高くなる傾向があります。
また「院号」や「院殿号」が付く場合は、戒名の中でも特に位が高いとされ、その分お布施の金額も高額になることがあります。
| 戒名の階級 | お布施の目安 |
|---|---|
| 院居士・院大姉 | 100万円~ |
| 院信士・院信女 | 50万円~100万円 |
| 居士・大姉 | 50万円~80万円 |
| 信士・信女 | 20万円~50万円 |
※宗派や寺院の考え方によって金額は異なります。
一般葬や家族葬といった葬儀の形式によって、お布施の金額が変わると考えられることもありますが、参列者の人数とお布施の金額は必ずしも比例しません。僧侶が行う儀式の内容が同じであれば、基本的な考え方は共通です。
| 葬儀形式 | お布施の目安 |
|---|---|
| 一般葬 | 20万円~50万円 |
| 家族葬 | 20万円~50万円 |
| 一日葬 | 15万円~30万円 |
※家族葬であっても、一般葬と大きく変わらないケースが多く見られます。
ここで紹介した金額は、あくまで一例です。実際のお布施の金額は、地域性や宗派、寺院との関係性、戒名の有無などによって大きく異なります。
そのため、相場は「参考程度」にとどめ、無理のない範囲で検討することが大切です。菩提寺がある場合は、直接相談しても失礼にあたることはありません。事前に確認することで、より実情に合った判断がしやすくなるでしょう。
お布施の金額は、相場だけで一律に決められるものではなく、いくつかの要素が重なって判断されるのが一般的です。主に、次のような点が金額に影響します。
総本山や本山など、歴史や格式のある寺院では、お布施が比較的高額になる傾向があります。これは「格式が高いから必ず高額でなければならない」という意味ではなく、寺院の役割や慣習を背景とした考え方によるものです。
故人や遺族が社会的に著名であったり、経済的に余裕があると見なされる場合、周囲とのバランスを考慮して高めのお布施が納められるケースもあります。ただし、金額に明確な決まりがあるわけではなく、あくまで慣習的な側面といえるでしょう。
長年にわたって寺院と深い付き合いがある檀家の場合や、日頃から法要や行事を通じて関係が続いている場合は、その関係性を踏まえた金額が検討されることがあります。お寺との関係の深さも、判断材料の1つです。
家庭の主を亡くした場合や、収入面などで配慮が必要な事情がある場合には、無理のない金額が考慮されることもあります。お布施はあくまで感謝の気持ちを形にしたものであり、遺族が負担を感じるほど無理をする必要はありません。
このように、お布施の金額はさまざまな要素を踏まえて判断されます。相場だけにとらわれず、不安がある場合は寺院や葬儀社に相談しながら進めることで、落ち着いて準備できるでしょう。
お布施は感謝の気持ちを表すものですが、考え方や準備の仕方によっては、後々のトラブルにつながってしまう可能性もあります。
そこでここでは、葬儀のお布施に関して、事前に押さえておきたい注意点を整理します。
菩提寺がある場合は、お布施の金額を事前に住職へ確認することが大切です。お布施は「お気持ち」とされることが多いものの、実際には寺院ごとに考え方や慣習が異なり、確認せずに進めてしまうと、行き違いが生じる可能性があります。
特に檀家の場合、戒名を付けない、あるいは寺院の意向と異なる形で進めてしまうと、後に納骨ができないなどのトラブルにつながるケースもあります。戒名は葬儀だけでなく、その後の供養や納骨にも関わる重要な要素であるため、早めに相談しておくと安心です。
また、戒名の内容や位については、喪主や近親者だけで決めるのではなく、故人の親族にも相談し、認識を共有しておくことが望ましいでしょう。
お布施の金額について、明確なタブーがあるわけではありませんが、一般的には「4(死)」「9(苦)」を連想させる数字を含む金額は避けたほうが無難とされています。
これは宗教的な決まりというよりも、受け取る側や周囲の心情への配慮によるものです。実際には問題にならない場合もありますが、気にされる方がいることを踏まえ、できるだけこうした縁起が気にならない金額設定を心がけるといいでしょう。
お布施は、金額だけでなく包み方や書き方のマナーも大切です。形式を整えることは、僧侶や寺院に対して失礼のない対応につながります。
ここでは、封筒の選び方から表書き・裏書き、お札の入れ方まで、基本的なマナーを整理して解説します。
お布施を包む際は、奉書紙(ほうしょがみ)または白無地の封筒を使用するのが一般的です。
奉書紙は、白い和紙を使ってお金を包む正式な形式です。格式を重んじたい場合には、奉書紙を用いることで、より丁寧な印象になります。
近年では、市販の白無地封筒を使用するケースも多く、必ずしも奉書紙で用意しなければならないわけではありません。
封筒は、模様や柄のないシンプルなものを選びましょう。香典袋のように蓮の絵柄が入ったものや、華美な装飾のある封筒は避けるのが無難です。
中袋が付いている封筒を使用する場合は、中袋に金額や氏名を記載します。中袋がない場合は、封筒の裏面に記入する形でも問題ありません。
封筒の表面中央上部には、「御布施」と記載します。毛筆や筆ペンを用い、濃い墨で書くのが基本です。香典とは異なり、お布施は感謝の気持ちを表すもののため、薄墨は使用しません。
表書きの下段には、喪主の氏名を記載します。氏名の書き方は、「苗字のみ」「フルネーム」「○○家」など、いずれでも問題ありません。
中袋を使用する場合は、表面に包んだ金額を、裏面に住所・氏名を記載します。中袋がない場合は、封筒の裏面に同様の内容を記入します。
金額は、改ざんを防ぐ意味から、漢数字(旧字体)で書くのがマナーです。
例:
● 一万円 → 金壱萬円也
● 三万円 → 金参萬円也
お布施の封筒には、水引は付けないのが一般的です。地域や寺院によっては水引付きの封筒を用いる場合もありますが、迷った場合は白無地・水引なしを選ぶと安心です。
お布施に入れるお札は、肖像画が表側・上向きになるようにそろえて入れます。これは、香典とは異なる点で、お布施が弔意ではなく感謝の気持ちを表すものであることによるものです。
また、お布施には新札、もしくはきれいな状態のお札を用意するのが望ましいとされています。香典では新札を避けるのが一般的ですが、お布施では失礼にはあたりません。
奉書紙を使用する場合は、お札を半紙などで包み、奉書紙で覆う形にします。封筒を使用する場合も、向きや折れに注意し、丁寧に準備しましょう。
お布施は、金額や包み方だけでなく、いつ・どのように渡すかも大切なポイントです。ここでは、葬儀や法事の場面ごとに、お布施の渡し方と注意点を整理します。
葬儀でお布施を渡すタイミングとして一般的なのは、通夜や葬儀の開始前、もしくは葬儀・告別式が終わった後です。僧侶に挨拶をする際に、あわせてお渡しするケースが多く見られます。
読経の最中や儀式の途中でお布施を渡すのは、失礼にあたるため避けましょう。
また、菩提寺がある場合は、"後日"お寺に直接伺いお布施を渡すケースもあります。タイミングに迷う場合は、葬儀社のスタッフに確認すると安心です。
法事の際は、法要が始まる前の挨拶の際にお布施を渡すのが一般的です。僧侶が会場に到着したタイミングで「本日はよろしくお願いいたします」といった挨拶とともにお渡しします。
法要後に渡しても問題はありませんが、基本的には法要前に渡しておくと、より丁寧な印象になります。
お布施は、袱紗(ふくさ)に包んで持参するのが基本です。渡す際は、封筒のまま手に持って渡すのではなく、袱紗から出した状態で切手盆にのせて渡すのがマナーとされています。
切手盆を使用する場合は、お布施を盆の中央に置き、封筒の文字が僧侶から読める向きに整えて差し出します。
切手盆がない場合は、渡す直前に袱紗を開き、封筒を取り出します。その際も文字の向きに注意し、袱紗の上に乗せたまま差し出すようにしましょう。直接手渡しするのではなく、ワンクッション置くことで、より丁寧な印象になります。
渡す際の言葉遣いは、「本日はよろしくお願いいたします」「心ばかりですが、お納めください」など、簡潔で控えめな表現で十分です。
お布施は、僧侶や寺院に対する感謝の気持ちを表すものであり、金額や形式に明確な決まりがあるわけではありません。本記事でご紹介したように、お布施の金額は地域性や戒名の階級、葬儀形式などによって幅があり、あくまで相場は目安にとどめて考えることが大切です。菩提寺がある場合は、事前に相談することで、行き違いやトラブルを防ぎやすくなります。
また、封筒の選び方や表書き・裏書き、お札の向き、渡すタイミングや所作など、基本的なマナーを押さえておくことで、当日も落ち着いて対応しやすくなります。形式にとらわれすぎる必要はありませんが、相手への配慮を意識した準備が安心につながります。
お布施について判断に迷ったときは、寺院や葬儀社に相談することも大切です。基本を理解したうえで、ご自身やご家族にとって無理のない形を選び、心を込めて故人を見送る時間を大切にしましょう。
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