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【寛永寺の歴史】

寛永寺は、正式には「東叡山 円頓院 寛永寺」と称する天台宗の寺院です。 徳川家康、秀忠、家光公と三代にわたる将軍の帰依を受けた天海大僧正により、寛永2年（1625年）に創建されました。東の比叡山という位置づけから、山号を東叡山、寛永年の起立にちなみ寺号を寛永寺と号しました。寛永寺は徳川将軍家の祈祷所・菩提寺として隆盛し、一時は敷地は約30万坪、さらに大名なみの約12,000石の寺領がありましが、幕末の戊辰戦争では上野の山が戦場となり、多くの伽藍を焼失し、境内も縮小しました。
明治12年（1879年）に寛永寺の復興が認められ、根本中堂として再建されました。その後、関東大震災、太平洋戦争の空襲などで被災したものの、天台宗別格大本山の格式を持った寺院として、公園化した上野の杜ともども広く人々に親しまれています。

【寛永寺輪王殿の特徴】

寛永寺輪王殿は寛永寺の檀信徒会館ですが、一般の方も葬儀等にご利用いただけます。原則として宗旨宗派は問われません。式場は第1会場と第2会場があり、会葬者の規模によりお選びいただけます。
第1会場は椅子席140～200席の大式場で、会葬者が500名以上の社葬などにご利用いただけます。お清め所は2階（椅子席72席程）。他に洋間と和室2間（8畳と6畳）がありますので親族控室等にご利用いただけます。
第2会場は第1会場と同じ建物内にあり、椅子席60～80席程で最大300名ほどの会葬者に対応できます。2階のお清め所は椅子席66席程で、また、親族控室として和室2間（各10帖）がご利用いただけます。
寛永寺輪王殿は上野公園内に位置し、交通アクセスはJR線山手線「上野」駅下車で公園口から徒歩5分、JR線山手線「鶯谷」駅からは南口より徒歩5分、また東京メトロでは、銀座線、日比谷線「上野駅」下車で徒歩10分です。駐車場は輪王殿内に70台程度駐車できます。